理系のための大学受験必勝勉強法

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【第4章】必勝勉強法-物理

問題集の取り組み方-物理

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もう一度問題集の取り組み方のおさらいです。
数学では「1冊の問題集を最低2回は繰り返し解いてください。」と述べましたが、
物理は数学ほど冊数をこなす必要がないので、最低3回解くことをお勧めします。

問題集に取り組む前に次の4つの記号の意味を理解してください。

  • ☆:自力で計算ミスも無く解くことができた。
  • ○:方針は正しいが計算を間違えた。
  • △:自力でわからなかったが、解答を見て理解できた。
  • ×:解答を見ても理解できなかった。

それでは、問題集の取り組み方を流れに沿って説明します。
この勉強法は他の教科でも使いますので、よく覚えておいてください。

【Step1】 まずは 5分間 考えよう

問題を見て解法の方針が立つようであれば、解き進めます。
方針が立たない場合でも、5分間は考えてください。
わからないからといって、すぐに解答を見てはいけません。
とにかく手を動かして、頭に浮かんだ方針を試行してみましょう。

このプロセスの重要性は番外編 なぜ5分間方針を考えることが重要なのかにて説明します!

【Step2】 方針が立ったか確認しよう

問題に取り組んで5分間が経過したら、解法の方針が立ったか、立たなかったかによって、進め方を変えていきます。

(A) 解法の方針が立った場合

そのまま問題を最後まで解きます。
解答を導き出したら次のステップの答え合わせに進んでください。

(B) 方針が立たなかった場合

方針が立たなかった場合は、一旦その問題に取り組むのをストップしてください。
方針が立たない問題を、20分も30分も考え続けるのは時間の無駄です。
問題集の解答を読んで、解法の方針を確認してください。
細かい計算式は気にしなくてOKです。どんな方針で解くのかに集中して解答を読んで下さい。

(i) 解答を読んで理解できた場合

問題番号の横に△を書いて下さい。
まだ次の問題へは進まず、理解した方針で問題を解きなおします。
面倒臭がらず、手を動かして解答を導き出すところまで行ってください。
解答を出せたら次のステップの答え合わせに進んでください。

(ii) 解答を読んでも理解できない場合

問題番号の横に×を記入します。
問題集に付箋を貼るなどして、すぐにその問題について質問できる状態にしておきましょう。
そして、できるだけすぐに、先生か友人に質問して下さい。
☓の問題をそのまま放置してはいけません。
この問題は取り組むのをやめて次の問題に進みましょう。

【Step3】 答え合わせ

解答にたどり着けた場合は答え合わせをします。

(i) 答えと方針が合っていた場合

すばらしい! 同じ問題が本番の試験に出題されても解ける可能性が高いです。
問題番号の横に☆を記入して次の問題へ進みましょう。

(ii) 方針は合っていたが計算ミスをした場合

おしい!! 試験本番で計算ミスは手痛いですが、部分点はもらえます。
計算ミスをしたポイントを確認し、問題番号の横に○を記入して次の問題へ進みましょう。

(iii) 方針が間違っていた場合

解答を読んで理解できた場合、問題番号の横に△を記入します。
まだ次の問題へは進まず、理解した方針で問題を解きなおします。

※解答を読んでも理解できない場合は(B)(ii)解答を読んでも理解できない場合を参照。

2周目以降の取り組み方

☆が2つ並んだ問題(2周連続で自力で解けた問題)は解かなくて結構です。
完全に身についた問題なので、試験本番で同様な問題がでても大丈夫でしょう。
問題集のすべての問題に☆が2つ並んだら、その問題集は完全に理解できたと言えます。
そうなったら、難易度の高い問題にステップアップしましょう。

最後に、もう1度記号の意味の復習です。

  • ☆:自力で計算ミスも無く解くことができた。
  • ○:方針は正しいが計算を間違えた。
  • △:自力でわからなかったが、解答を見て理解できた。
  • ×:解答を見ても理解できなかった。

新しい問題集をどんどん取り組みたくなる気持ちもわかりますが、繰り返すことことが最も効果的な学習法です。
問題集の取り組み方の基本なので、しっかり抑えてくださいね。

正しい勉強法で物理を得点源にしよう!

物理勉強法についての記事は全部で4つあります。
まだ読んでいないものがあったら読んで下さいね。

  1. 物理勉強法の基本
  2. 問題集の取り組み方
  3. レベル別参考書紹介
  4. 公式なんて暗記不要!? 本質からわかる物理

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