理系のための大学受験必勝勉強法

現役予備校講師による理系学生にターゲットを絞った効率的な大学入試勉強法を紹介!

【第5章】必勝勉強法-化学

問題集の取り組み方-化学

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化学は数学・物理などの理系教科と比較すると覚えることが非常にたくさんあります。
そのため、問題演習よりも内容を理解・暗記することに時間がかかります。
最初は、

  • 理論化学
  • 有機化学
  • 無機化学

の順番で内容を理解することから始め、
すべてを理解できてから問題演習を同じ順番で進めていきましょう。
問題演習の際に少しでも知識に不安がある場合は、もう一度内容を復習してください。
化学も他の教科と同様に同じ問題集を最低2回は解きましょう。
問題演習をしている中で面倒な計算が出てくることがあります。
面倒な計算は最後まで解かなくても良いという先生もいらっしゃいますが、

絶対に計算は最後まで解いた方が良いです。
演習で計算ミスをする人は本番でも計算ミスをします。

小学生レベルの面倒な計算は飛ばしてしまいたいところですが、
計算ミスを犯す生徒が多いのが現実です。
面倒な計算に慣れるようにしてくださいね。

問題集の取り組み方は数学と全く同じです。
問題番号に以下の記号をつけていって、1冊の問題集を徹底的にマスターする方法です。

以下は、数学の勉強法で紹介した問題集の取り組み方のコピーとなります。
既に問題集の取り組み方を実践している方は読み飛ばしてOKです。

良質な問題集は1冊で必要な知識を全てカバーしています。
そのため、1冊の問題集を最低2回は繰り返し解いてくださいね。
問題集に取り組む前に次の4つの記号の意味を理解してください。

  • ☆:自力で計算ミスも無く解くことができた。
  • ○:方針は正しいが計算を間違えた。
  • △:自力でわからなかったが、解答を見て理解できた。
  • ×:解答を見ても理解できなかった。

それでは、問題集の取り組み方を流れに沿って説明します。
この勉強法は他の教科でも使いますので、よく覚えておいてください。

【Step1】 まずは 5分間 考えよう

問題を見て解法の方針が立つようであれば、解き進めます。
方針が立たない場合でも、5分間は考えてください。
わからないからといって、すぐに解答を見てはいけません。
とにかく手を動かして、頭に浮かんだ方針を試行してみましょう。

このプロセスの重要性は番外編 なぜ5分間方針を考えることが重要なのかにて説明します!

【Step2】 方針が立ったか確認しよう

問題に取り組んで5分間が経過したら、解法の方針が立ったか、立たなかったかによって、進め方を変えていきます。

(A) 解法の方針が立った場合

そのまま問題を最後まで解きます。
解答を導き出したら次のステップの答え合わせに進んでください。

(B) 方針が立たなかった場合

方針が立たなかった場合は、一旦その問題に取り組むのをストップしてください。
方針が立たない問題を、20分も30分も考え続けるのは時間の無駄です。
問題集の解答を読んで、解法の方針を確認してください。
細かい計算式は気にしなくてOKです。どんな方針で解くのかに集中して解答を読んで下さい。

(i) 解答を読んで理解できた場合

問題番号の横に△を書いて下さい。
まだ次の問題へは進まず、理解した方針で問題を解きなおします。
面倒臭がらず、手を動かして解答を導き出すところまで行ってください。
解答を出せたら次のステップの答え合わせに進んでください。

(ii) 解答を読んでも理解できない場合

問題番号の横に×を記入します。
問題集に付箋を貼るなどして、すぐにその問題について質問できる状態にしておきましょう。
そして、できるだけすぐに、先生か友人に質問して下さい。
☓の問題をそのまま放置してはいけません。
この問題は取り組むのをやめて次の問題に進みましょう。

【Step3】 答え合わせ

解答にたどり着けた場合は答え合わせをします。

(i) 答えと方針が合っていた場合

すばらしい! 同じ問題が本番の試験に出題されても解ける可能性が高いです。
問題番号の横に☆を記入して次の問題へ進みましょう。

(ii) 方針は合っていたが計算ミスをした場合

おしい!! 試験本番で計算ミスは手痛いですが、部分点はもらえます。
計算ミスをしたポイントを確認し、問題番号の横に○を記入して次の問題へ進みましょう。

(iii) 方針が間違っていた場合

解答を読んで理解できた場合、問題番号の横に△を記入します。
まだ次の問題へは進まず、理解した方針で問題を解きなおします。

※解答を読んでも理解できない場合は(B)(ii)解答を読んでも理解できない場合を参照。

2周目以降の取り組み方

☆が2つ並んだ問題(2周連続で自力で解けた問題)は解かなくて結構です。
完全に身についた問題なので、試験本番で同様な問題がでても大丈夫でしょう。
問題集のすべての問題に☆が2つ並んだら、その問題集は完全に理解できたと言えます。
そうなったら、難易度の高い問題にステップアップしましょう。

最後に、もう1度記号の意味の復習です。

  • ☆:自力で計算ミスも無く解くことができた。
  • ○:方針は正しいが計算を間違えた。
  • △:自力でわからなかったが、解答を見て理解できた。
  • ×:解答を見ても理解できなかった。

新しい問題集をどんどん取り組みたくなる気持ちもわかりますが、繰り返すことことが最も効果的な学習法です。
問題集の取り組み方の基本なので、しっかり抑えてくださいね。

効果的な勉強法で化学を得点源に!

化学の勉強法紹介は3つの記事で構成されています。
順番に読み進めて行ってくださいね。

  1. 化学勉強法の基本
  2. 問題集の取り組み方
  3. レベル別参考書紹介

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